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WEB SITE inu*maru 葉山・三浦・鎌倉・湘南の自然豊かな環境を生かしたロケーション撮影やご自宅やいつものお散歩コースに伺って、リラックスした日常を撮る出張撮影をしています。 ワンちゃんやお子さんを中心に、その子らしい自然な表情とあたたかいご家族の時間を光を大切に、撮影させていただいています。 大好きなご家族の大切な一瞬を、写真にのこしてみませんか? 躍動系七五三写真やプロフィール写真、自然の中でのWedding記念写真等様々な撮影もしています。HPのギャラリーを是非ご覧くださいませ。 マンツーマンやグループでのフォトレッスンも開催しています。 デジタル一眼、コンパクトデジカメ、スマートフォンのカメラ。 どのカメラでもOKです。 犬やお子さん、風景など、印象的に撮る方法をレクチャーさせていただきます。 ワンちゃんやお子さんと一緒のレッスンも大歓迎です♪ 親ばかワンコサイト 更新はしていませんが、笑いあり涙ありです。 よろしかったらご覧ください(^^) Photobackでミニ写真集を作りました!↓クリックしてご覧下さい! LoveカメラVol.6でブログを紹介していただきました(*^^*) 女子カメラでプロファイルしていただきました! カテゴリ
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2012年 07月 11日
kamakura24sekkiでの写真展「なつとぶぅとちび」がはじまってもう二週間ちょっと経ちました。 残り二週間。 なっちゃんたちの奇跡のストーリーを読んでいただき、彼女たちのいろんな表情をご覧いただき なにかを感じていただけたらなぁと思ってます。 私は高校時代から犬とともに過ごし、いろんな境遇の犬たちと触れ合い、いろんなことを考えてるうちに いつのまにか犬の写真を撮ることがライフワークになっていました。 その過程で様々な犬関係のなにかをされている方々と出会い、犬たちを取り巻く現状を知り、 様々なことを感じてきました。 「犬をとりまく現状と今あなたにできること」 というタイトルで、私が感じてきたこと今思ってることを簡単にまとめて、会場に置かせていただいてます。 たくさんの方にお持ち帰りいただきました。 会場に来れない方々にも是非読んでほしいと思い、ブログにも掲載します。 (長文なのでリンクにしました。なっちゃんたちのstoryの下から開けます。) ご興味のある方、是非読んでみてください。現状を知ることで、きっとなにかが始まります。 写真展期間ラスト3DAYSにチャリティーフリーマーケットを開催します。 詳細はコチラ。 「なつとぶぅとちび」 なっちゃんは推定7歳くらいの柴犬の女の子です。 2011年の晩夏に保健所に保護されました。 原因はわかりません。 「保護犬の一時預かりのボランティアをしよう。」 そう思ったある女性が保護活動をされているご友人と保健所に行き、 ヒート中でひとりづつの檻に隔離されていたなっちゃんに出会いました。 ここから出して!と必死にアピールして吠える犬たちのなかで なっちゃんは、独り静かに彼女を見あげていたそうです。 殺処分されるかもしれなかったなっちゃんは 運命の出会いで、新しい家族に迎えられ、新しい犬生を送り始めました。 保護されて一か月。第二の犬生に慣れてきた頃、なっちゃんのおっぱいは張りはじめて お乳が出るようになったそうです。 お腹がほとんど大きくならず、お医者さんに診せても、「想像妊娠ということもあるから」と言われたある日。 なっちゃんは突然産気づきました。病院に行く時間的猶予はない状態だったそうです。 ご家族が借りていた本『柴犬の育て方しつけ方』に、たまたま偶然、犬のお産について書かれていたそうで。 なんと、本を片手になっちゃんのお産を手伝い、産後の手当もなさったそうです。 なっちゃんは無事に二人の元気な仔犬を産みました。 垂れ耳で丸顔の男の子ぶぅちゃんと、立ち耳で小顔のちびちゃん。 二人はなっちゃんとご家族に見守られ、すくすくと大きくなりました。 保健所でヒート中だからと隔離される前に、だれにも気づかれず二人を身ごもっていたのです。 もし、なっちゃんが新しいご家族と出会わなければ、 小さなふたつの命は誰にも知られることもなくただひっそりと、 彼女の命とともに消えてなくなっていたかもしれません。 ちびちゃんは「まめちゃん」になり、なっちゃんと一緒に暮らしています。 ぶぅちゃんは「風太くん」になり、東京で新しい家族と暮らしています。 三人がいま、元気に笑ってしあわせに生きているのは、まさに奇跡だと思うのです。 人の身勝手で悲しい思いをしたけれど、今は人の優しさに救われ、楽しくあったかく暮らしているなっちゃんと子供達。 彼女たちの命のぬくもりと豊かな表情をゆっくりとごらんください。 ① 犬という存在 犬は、この世に生を受け、約一年で成犬となり、その後は人の約4倍の速さで時を重ね、天国に旅立ちます。 犬は人と暮らすのが大好きで、幼児~子供位の知能を持ち、みんなとても個性的です。 今の時代、犬が自立して生活することはほぼできず、犬の幸せは家族にゆだねられることになります。 犬は家族をまっすぐに愛し、多くを求めることなく、裏表もありません。いつも謙虚でいつも素直です。 どんなときでも自分のいる環境や状況をきちんと受け入れ現状に満足して生きるポジティブな思考回路をしています。 私は、四半世紀ずっと犬とともに生きてきました。 そして、とてもたくさんの犬たちと友達や知合いになりました。 赤ちゃんだった愛犬達が少年から大人になり、年を重ね、体が年老いて、旅立っていきました。 いろんな環境で育った犬たちの、それぞれの生きる姿を見てきました。 体の変化や病気、環境の変化をすべて受け入れ、あらがわず、なにげない普通の日常をありがたいと満足し、命の限り素直に生きる。 4倍速で進む一生をかけて、犬たちは、命について、生きるということについて、たくさん教えてくれました。 犬というのは、とてもとても尊い存在だと思うのです。 ② 犬を取り巻く現状 日本はペット大国です。 2010年現在、日本には約2147万頭の犬猫(犬は1200万頭。外猫は含まず)が飼育されています。(一般社団法人ペットフード協会調べ) ペット産業はこの不況の中も拡大を続け、今やその規模は1~2兆円に達しています。 そして同時に、残念ながら、日本はペット後進国と言われています。 悪質な動物取扱業者が後を絶たないこと、殺処分される犬猫が多いこと、犬猫の命に対する意識の低さが問題視されているからです。 2007年に殺処分された犬猫の数は約31万頭(犬は約10万頭)。1日に約850頭の犬猫が殺処分されているです。 < 安楽な死なんてありません > 保健所には迷子で保護された犬や、飼い主の勝手な都合で連れ込まれる犬達がいます。 彼らは無機質な檻に入れられ、数日から数週間、保健所で最後の時を過ごします。 命の期限は施設によって異なるそうですが、飼い主の言い方や犬の状態によってはすぐに殺処分されることもあるそうです。 犬たちは檻に入れられ、1日1回壁が動き、ガス室へ1部屋づつ近づいていきます。 自分たちの運命を悟り、眼から光が消え、うなだれた犬たちは、抵抗することもなく機械的にガス室に送られるのです。 窒息死させられた亡骸は、機械的に焼却室へ移され骨になります。 けっして安楽な死ではありません。 引っ越すから。旅行に行きたいから、新しい犬がほしいから。子供を産めない体になったから。 年を取ったから。家庭環境が変わったから。思うようにならないから。大きくなりすぎたから。 そんな人間の勝手な都合で犬たちは捨てられているのです。 < 犬は流行りのファッションではありません > スピッツ、シェルティ、ハスキー。ボーダーコリー、ミニチュアダックス、トイプードル、チワワ等。 流行っては廃れる犬種のブームは延々続きます。 また、同じ犬種でも白っぽい犬や小さいサイズの犬に人気が集中する傾向があります。 そういう人間の嗜好に合わせたブームの陰で、消される命がたくさんあることを知っていますか? ブーム到来の数年後の保健所には、その犬種たちがたくさんいるそうです。 流行に乗って飼ってみたら、大きくなった。性格が手におえない、飽きた等、あまりに身勝手な理由で捨てるのです。 白っぽい犬、小さな犬は高値で売買されることが多いため、無理な交配をするブリーダーも多くいます。 (純血種の交配には健康上守るべきルールがあります。) とても美しい(とされる)1頭を作るために生まれてくる、内臓のない子や眼球のない子、四肢やしっぽに奇形のある子は、ほぼ迷うことなく、この世に生まれた直後に殺されます。また死産も多いそうです。 それでも人間のエゴによるかなしい交配は繰り返されるのです。 いい子供を産むお母さんはひっきりなしに子供を産ませられます。度重なるお産は内臓にも歯や骨にも負担が大きいのです。 産めない体になったら用無しの道具はいらないと捨てられる、ブリーダー放棄犬も数多くいます。 これはあくまで一例です。とても書けない話がたくさんあります。 このような行為は正直許しがたいと思います。でもそういう業者を作っているのは、無知で自分勝手な人間なのです。 ③ 犬猫の殺処分0をめざして 近年、殺処分される犬猫の数は少しずつ減ってきています。 保健所や動物愛護センターが独自に保護犬猫の譲渡会を行ったり保健所等から犬達を保護し里親を探すNPO法人が増え精力的に活動されている賜物だと思います。 保健所を訪れ、可能な限り、犬たちを救い出し、治療を施し一時預かりで生活をともにしながらしつけも行い 譲渡会やHPで里親を募集、希望者とのお見合い、成立すればご自宅へ連れて行きその後のケアまでをすべてボランティアで活動していらっしゃいます。 本当に素晴らしい活動で、心から尊敬しています。 仕事やプライベートで、数多くの元保護犬達に出会いました。 みんなに共通して言えることはただ一つ。 『なんでこの子が捨てられたの?』という性格のよさです。 救ってくれた家族への感謝の気持ちがあふれていてとても性格がよく、謙虚で優しい子がほとんどでした。 一度悲しい思いをしているだけに今のしあわせを深くかみしめているという印象を受けました。 人の身勝手で辛い思いをした犬たちが、人の優しさで救われるのです。 人にどんな悲しい目に合わされても、それでも犬はやっぱり人が大好きなのです。 ④ 今私たちにできること 今、犬と暮らしているのならその子をたいせつにたいせつに守ってあげてください。 犬と暮らしたい、家族を増やしたいと思っているなら出会いを待つたくさんの命があることを是非思い出してください。 全国数々のNPO法人や保健所のHP、最近ではTwitter等、ソーシャルメディア上にも、里親募集の記事がたくさんあります。いい子たちが新しい家族を求めています。 迎えたい犬種が決まっているならよいブリーダーを探してください。 流行っているから、子犬がかわいいからというだけでなく、大人になった時の犬種の特性を見極めて 生活スタイルに合った犬を選んでください。 なっちゃんたちの写真をご覧になり、この文章を読んでいただき何かを感じていただけたら 犬や猫たちの命の尊さを大切な人に是非伝えてみてください。 消される命がひとつでも少なくなりますように。 一頭でも多くの犬や猫が幸せになりますように。 inu*maru いろいろな場所で小さな写真展『なつとぶぅとちび』を開催して、 一人でも多くの方に何か感じていただけたらと思っています。 賛同してくださり展示を希望していただける方がいらっしゃいましたらご一報ください。 写真等一式無料で貸出させていただきます。
by inumaru555
| 2012-07-11 14:56
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